「幸せ」について考えていますか?
2021年1月11日
「やっぱり人!」の人材育成、㈱リューズネットの高久尚子です。
2021年最初のブログは、昨年末で活動を休止した”嵐”のHappinessでスタートします。
では、ご一緒に!
♬Yeah,yeah,yeah Yeah,yeah,yeah Yeah,yeah,yeah,yeah,yeah♬
向かい風の中で嘆いてるよりも うまくいくことを想像すれば いつの日か変わる時がくる
一都三県に再び緊急事態宣言が出されましたが、こんな時だからこそ「幸せ」について考えてみたいと思います。
そこで質問です。
あなたにとって「幸せ」とは何ですか?

健康、家族、地位、お金、友人、ごく普通の暮らし、…などなど、幸せの捉え方は人それぞれですよね。
人は「幸せになりたい」と思うけれど、案外「幸せ」についてしっかり考えることって、ないように思えます。
昨年、コロナで世の中がどんよりし始めた頃、こんな時こそ「幸福」について考えてみよう!と、慶応義塾大学 前野隆司先生の「幸福学」を学び始めました。
幸福学の第一人者と言われる前野先生は、「幸せになるための人間の心のメカニズム全体を明らかにし体系化することで、誰にでも理解でき、誰もが明確なやり方で幸せを目指せる。究極的には世界中の人が争うことなく幸せを目指すような明日の世界に貢献したい。」と熱い想いを語っています。
(「幸せのメカニズム」より)
幸福学では「お金、地位など」は地位財と言い長続きしない幸せ、「身体的、精神的、社会的にWell-being(良い状態)なこと」は非地位財と言い、長続きする幸せとしています。そして、学びの中で高め、深めていくのは長続きする「幸せ=Well-being」のほうです。
私は昨年、「コロナで世の中の流れが大きく変わるということは、様々なことを見直す良いチャンス!」とかなり前向きモードだったのですが、
反面…
仕事が大幅に減るという現実を目の当たりに、すごく不安にもなりました。
でも振り返ってみると、不安になりがちな日々もポジティブな気持ちで過ごせ、また今までにない貴重な経験もできたのです。
その源は…
家族、友人、知人など、人との繋がりでした!
知り合ってから長い短い、直接知っている、オンラインでしか知らない、日本にいる、日本にいない、言葉を交わす交わさない…に関わらず、その人たちとの繋がりからたくさん元気をもらいました。
情報やスキルの共有、協力、意見交換、共感、ただのおしゃべり、ちょっとした言葉、その人自身の存在、などなどがどれほど心の栄養になるか、を実感!お金ではない、お金では買えない、貴重なサプリメントだ、と。
最後に、…
幸福(Well-being)について更に学びを深め、かつ多くの方々にWell-beingについて知っていただくために、前野隆司先生ご夫妻が開発した「Well-beingダイアログカード」の認定ファシリテーターになりました。今後、セミナーや研修にも取り入れていきたいと思っています!よろしくお願いいたします。
参考:
「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」前野隆司著 講談社現代新書
「世界は贈与でできている」近内悠太著 NEWSPICKS