top of page
検索
  • 執筆者の写真Naoko Takaku

「幸せ」について考えていますか?

「やっぱり人!」の人材育成、㈱リューズネットの高久尚子です。


2021年最初のブログは、昨年末で活動を休止した”嵐”のHappinessでスタートします。

では、ご一緒に!


♬Yeah,yeah,yeah Yeah,yeah,yeah Yeah,yeah,yeah,yeah,yeah♬

向かい風の中で嘆いてるよりも うまくいくことを想像すれば いつの日か変わる時がくる



一都三県に再び緊急事態宣言が出されましたが、こんな時だからこそ「幸せ」について考えてみたいと思います。


そこで質問です。

あなたにとって「幸せ」とは何ですか?




健康、家族、地位、お金、友人、ごく普通の暮らし、…などなど、幸せの捉え方は人それぞれですよね。


人は「幸せになりたい」と思うけれど、案外「幸せ」についてしっかり考えることって、ないように思えます。


昨年、コロナで世の中がどんよりし始めた頃、こんな時こそ「幸福」について考えてみよう!と、慶応義塾大学 前野隆司先生の「幸福学」を学び始めました。


幸福学の第一人者と言われる前野先生は、「幸せになるための人間の心のメカニズム全体を明らかにし体系化することで、誰にでも理解でき、誰もが明確なやり方で幸せを目指せる。究極的には世界中の人が争うことなく幸せを目指すような明日の世界に貢献したい。」と熱い想いを語っています。

(「幸せのメカニズム」より)


幸福学では「お金、地位など」は地位財と言い長続きしない幸せ、「身体的、精神的、社会的にWell-being(良い状態)なこと」は非地位財と言い、長続きする幸せとしています。そして、学びの中で高め、深めていくのは長続きする「幸せ=Well-being」のほうです。



私は昨年、「コロナで世の中の流れが大きく変わるということは、様々なことを見直す良いチャンス!」とかなり前向きモードだったのですが、


反面…


仕事が大幅に減るという現実を目の当たりに、すごく不安にもなりました。


でも振り返ってみると、不安になりがちな日々もポジティブな気持ちで過ごせ、また今までにない貴重な経験もできたのです。


その源は…


家族、友人、知人など、人との繋がりでした!


知り合ってから長い短い、直接知っている、オンラインでしか知らない、日本にいる、日本にいない、言葉を交わす交わさない…に関わらず、その人たちとの繋がりからたくさん元気をもらいました。

情報やスキルの共有、協力、意見交換、共感、ただのおしゃべり、ちょっとした言葉、その人自身の存在、などなどがどれほど心の栄養になるか、を実感!お金ではない、お金では買えない、貴重なサプリメントだ、と。




最近友人の薦めで「世界は贈与でできている(近内悠太著)」という本を読み、深く納得したのですが、その中で著者はお金で買えないものを「贈与」と呼び、「幸福な生を実現するためのツール」と書いています。


また、幸福学では研究結果から幸せの因子は4つあるとし、その中のひとつが「繋がりと感謝の因子」であると言っています。

(あとの3つは、「やってみよう因子」「何とかなる因子」「あなたらしく因子」です。)


コロナ禍で私が感じる幸せの源は、「繋がり」や周りの人たちからのPricelessな贈り物だったのです!


幸せを感じることで、ストレスが軽減され、免疫力が上がり、創造性が高まり、生産性もアップ(全てエビデンスあり!)。身の回りのいろいろなことが幸せに思えると、毎日が明るくなりますね。


幸せを考えることでたくさんの人がより幸せになり、明日からの未来が幸せ溢れる世の中になることを願っています。

♬走り出せ 走り出せ 明日を迎えに行こう~ どんなに小さなつぼみでも ひとつだけのhappiness♬




最後に、…

幸福(Well-being)について更に学びを深め、かつ多くの方々にWell-beingについて知っていただくために、前野隆司先生ご夫妻が開発した「Well-beingダイアログカード」の認定ファシリテーターになりました。今後、セミナーや研修にも取り入れていきたいと思っています!よろしくお願いいたします。


参考:

「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」前野隆司著 講談社現代新書  

「世界は贈与でできている」近内悠太著 NEWSPICKS


閲覧数:69回0件のコメント
bottom of page