Naoko Takaku
お客様とのコミュニケーションあれこれ 「ありません」で終えていませんか?
こんにちは!
「やっぱり人!」の人材育成、㈱リューズネットの高久尚子です。
リューズネットでは小売店やショールームなどの接客サービスを調査する「ミステリーショッピング」という仕事をしています。
このブログでは調査や実際のショッピングを通して経験した、良い接客、残念な接客をご紹介しています。
接客業の方々も、そうでない方々も、是非お楽しみください!
クイズ形式のドリルメイトもありますので、チャレンジしてくださいね(URLは最後にご紹介します)!
今回は、「ありません」で終えていませんか? です。

先日化粧品を買いに行った時のエピソード。
あるメーカーのパレットタイプのアイシャドウが使いやすく、愛用していたのですが、残りわずかになったので新しいものを買いに。使い込んだアイシャドウを見せて、同じ商品がありますか?と尋ねたら、美容部員さんはにっこり笑って「あー、今は同じものを製造していないんですよ」と答えました。
「製造していません」…これって化粧品アルアルなんですよね。特に海外ブランドは、こう言われることが時々あります。
美容部員さんは笑顔でソフトな印象。感じは良かったのですが、「ないんですよ」の後に続く言葉がなく、拍子抜けしました。
店頭では商品の製造中止や在庫切れで、「ありません」と言わざるを得ない時もあると思うのですが、これで終えてはもったいない!
まずお客様に伝えたいのは、「ご愛用ありがとうございます」というお礼ですよね。
そして、「せっかくですが、今はおなじものを製造していません」と伝え、
ここからが肝心!
同じ商品はないけれど、こちらはいかがですか?と替わりの商品提案につなげることを忘れずに!
アイシャドウがなくなって店に足を運んでいるということは、アイシャドウは必ず買うということ。「買う」という動機と欲求は既に持っているのに、それを逃したらすごくもったいない!
替わりの提案は当たり前にしているようで、実は「ありません」で終えていることが多いのです。
同じものがなくても、「同じような商品」もしくは、「視点を変えたちょっと意外な商品」を提案することで、お客様が「それいいね!」と興味を持ってくれたら、お買い上げ&新たなリピートにつながります。
自らシャッターを閉めてしまうようなもったいないことはやめて、必ず代替商品を提案しましょう!
提案されたお客様も、きっと嬉しいと思います。
↓↓↓↓
クイズ形式で楽しく学べる「ドリルメイト」に是非チャレンジしてください!
────────────────────────────────────────
<立ち読み版> ※「ユーザー登録/ログインなし」でご利用いただけます。
リューズネット高久尚子「覆面調査が教える 実践的 接客講座」第11回
お客様とのコミュニケーションあれこれ 「ありません」で終えていませんか?
https://drillmate.jp/browsing/?code=pCxVAMsSuu
────────────────────────────────────────