2022年3月19日
「やっぱり人!」の人材育成、㈱リューズネットの高久尚子です。
リューズネットでは、小売店やショールームなどの接客サービスを調査する「ミステリーショッピング」という仕事をしています。このブログでは調査や実際のショッピングを通して経験した、良い接客、残念な接客をご紹介しています。
接客業の方々も、そうでない方々も、引き続きブログをお楽しみください!
今回のテーマは、「褒め上手になろう!」です。
先日美容院に行ったら、若いアシスタントの男性が
「セーターの色、春らしくて素敵ですね」
とさり気なく褒めてくれました。
寒い冬がやっと遠ざかり、春の光がポカポカしていたので、思わず春色を選んだ私の気持ちが伝わった!と気分が上がり、「若いのに褒め上手!」と心の中で拍手を送りました。
とあるカフェでは、オーダーカウンターでスタッフさんが
「ピアスの形がころっと丸くて可愛いですね」とニッコリ。
打ち合わせを前に緊張していた気持ちがすっと引き、リラックスして臨めました。
もうひとつは友人の話。
友人は経過観察の病気があり、ここ数年病院通いをしていたのですが、つい最近担当のお医者様に
「〇〇さん、表情がとても明るくなりましたね!以前と全然違いますよ」
と言われたと、大喜びしていました。
こういう一言は実際の薬にも勝る心の薬。病気もぐんぐん快復しそうですね。
世の中のほとんどの人は「褒められること」が好きです!
「褒められる」ことで「承認欲求」が満たされ、更に脳内ではドーパミンが放出されることで幸福感に包まれるそうです。褒めた人に対しても良い印象を持つので、人間関係が良好になるという好循環に。
「褒める」効果は絶大です!
そうは言っても、「褒める」ことが苦手な人が多いのも事実です。
皆さんはいかがですか?
褒めることが少々苦手な皆様に、今日はポイントを3つご紹介します。
1.素直に感じたことを伝える。
ムリに褒めようとするとわざとらしくなり、不自然さが伝わってしまいます。素直に感じたことを伝えると、自然な褒め言葉になります。
珍しい色だなあ、と感じたら、「その色、珍しいですね」。
カッコいいと感じたら、「着こなし、カッコイイですね」。
2.具体的に褒める。
「素敵ですね」「可愛いですね」だけでなく、先ほどの美容院とカフェの例のように、どう素敵でどう可愛いかを添えると一層嬉しいはずです。
「セーターの色、春らしくて素敵ですね」
「ピアスの形がころっと丸くて可愛いですね」
3.褒める習慣をつける。
身近な人を観察して楽しみながら褒める練習をして、褒めることを習慣化しましょう。
店舗で仕事をしているのであれば、朝、必ずメンバー同士褒め合う。
通勤途中、目に入った3人の人を心の中で褒めてみる。
早速チャレンジしてみてください!
あなたも褒め上手になること間違いなしです。
褒め言葉は人と人との距離を縮めます。お客様や仲間との距離が近付くことで、お客様は買い物が楽しくなり、チームの雰囲気は良くなるなど、きっと手ごたえがあるはずです。
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クイズ形式で楽しく学べる「ドリルメイト」に是非チャレンジしてください!
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リューズネット高久尚子「覆面調査が教える 実践的 接客講座」
第18回 お客様とのコミュニケーションあれこれ 「褒め上手になろう!」
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